動物の同性愛というのは、結構一般的らしいな。
おいらの女っけの無さ具合は有名なので、よく同性愛者の噂を立てられたもんだった。残念ながらおいら「肌の質感」と「肌のにおい」を重視するので男では満足出来ませんことよ。ってか積極的に男は嫌い。
20歳くらいの頃はよく同性愛者に狙われたなぁ。逆に今は狙われなくなったな。いいんだけどさ。
街で男同士女同士2人でつるんでるのって、実は他の動物の行動学的には同性愛に当たったりして(適当に言ってるだけだよ)。
そうすると女とも男とも一緒にいないおいらは、愛の無い生活なのねん。どっちにしてもモテネェんだよ。
朝、初めて中村うさぎ女史からツイッターの返信をもらったのだが、佐良直美の話題だった。30年前にレズビアンがばれて芸能界から消えた人。今なら考えられないよな、という話でした。
中村うさぎ女史の旦那は、ゲイね。だからあの夫婦にはセックスの関係は無い訳ですよ。それでも夫婦という関係が成り立つ、というのが面白い。「夫婦」という概念について、新しい可能性について呈示しているような気がする。
夫婦ねぇ。おいらは性欲の湧かない相手との夫婦関係というのはいろいろ面倒臭そうで嫌だな。夫婦って、なんだ?
うーん、中村うさぎ夫妻の関係にその答えがあるような、無いような。
2010年9月28日火曜日
2010年9月25日土曜日
交差点。
自転車にまたがって、気付いたら田端にいた。田端ってどこだよ?
道を走りながら、
「ああここ曲がったら迷っちゃうなぁ。」
と思いながらその角に吸い込まれていく。この癖は治らない。
だから、できるだけ身軽でいなくては。迷った時に、荷物は邪魔だ。
全部さようなら。置いていくよ、猫も。ひとりで強く生きるんだよ。
黙ってじっとしていると、気付かないうちに錘りが巻き付いていたりするものだ。そうすれば、身軽ではいられなくなる。
このまま山手線の外側へずっと外れて行くならば見た事の無い風景を見たのだろうが、そこまでのリスクはとらない。そんな小市民的なところがこの人の限界だ。
上野に出る。いつものような不忍池。いつものような。いつものように。
ストレンジャー・ザン・パラダイスの台詞。
「なんだ、こんな遠くにまで来た筈なのに、 見たことのあるような風景ばかりだよ。」
見たことの無い色。あなたが最後に「それまでに見たことの無い色」を見たのは、いつですか?
へんな交差点を曲がってしまったが為に、それまでに知らなかった通りを沢山通ってしまった。どれも見たことのあるような風景ばかりだった。
道を走りながら、
「ああここ曲がったら迷っちゃうなぁ。」
と思いながらその角に吸い込まれていく。この癖は治らない。
だから、できるだけ身軽でいなくては。迷った時に、荷物は邪魔だ。
全部さようなら。置いていくよ、猫も。ひとりで強く生きるんだよ。
黙ってじっとしていると、気付かないうちに錘りが巻き付いていたりするものだ。そうすれば、身軽ではいられなくなる。
このまま山手線の外側へずっと外れて行くならば見た事の無い風景を見たのだろうが、そこまでのリスクはとらない。そんな小市民的なところがこの人の限界だ。
上野に出る。いつものような不忍池。いつものような。いつものように。
ストレンジャー・ザン・パラダイスの台詞。
「なんだ、こんな遠くにまで来た筈なのに、 見たことのあるような風景ばかりだよ。」
見たことの無い色。あなたが最後に「それまでに見たことの無い色」を見たのは、いつですか?
へんな交差点を曲がってしまったが為に、それまでに知らなかった通りを沢山通ってしまった。どれも見たことのあるような風景ばかりだった。
2010年9月17日金曜日
猫。
ちょっと嫌なことがあったので、真っ暗な部屋の床に寝そべってストロウベリ・フィールズ・フォエヴァを聴いていた。大きな音で。
嫌なこと、というのは、外的な要因ではなく、自分の中から湧き出て来た負の感情だ。自分の弱さを認めるというのは人間にとって堪え難いことではある。少ない酒で酔いが回る。
ストロウベリ・フィールズ・フォエヴァ。
かの地に行きたくて10年程前飛行機に乗った。おかげで、行きたいところが無くなった。出雲とストロウベリ・フィールドが俺の聖地だ。
それはさておき。
暗闇で寝そべると、気配を感じる。それは体側に近づく。猫。ルビィちゃん。美しき馬鹿猫。
目を閉じたまま、俺は奴の尻尾の先を、意地悪に掴んだ。そして、絶対放さない。
尾を拘束された奴は、抵抗を試みる。試みとして、俺の、腕を、なめまわした。
噛むでも無く。引っ掻くでも無く。奴は、なめる。
俺を憎んで、それでも俺の腕をなめる猫を不憫に思ったので、俺は手を放した。
誰に似たのか。馬鹿な育て方をしたもんだ。
嫌なこと、というのは、外的な要因ではなく、自分の中から湧き出て来た負の感情だ。自分の弱さを認めるというのは人間にとって堪え難いことではある。少ない酒で酔いが回る。
ストロウベリ・フィールズ・フォエヴァ。
かの地に行きたくて10年程前飛行機に乗った。おかげで、行きたいところが無くなった。出雲とストロウベリ・フィールドが俺の聖地だ。
それはさておき。
暗闇で寝そべると、気配を感じる。それは体側に近づく。猫。ルビィちゃん。美しき馬鹿猫。
目を閉じたまま、俺は奴の尻尾の先を、意地悪に掴んだ。そして、絶対放さない。
尾を拘束された奴は、抵抗を試みる。試みとして、俺の、腕を、なめまわした。
噛むでも無く。引っ掻くでも無く。奴は、なめる。
俺を憎んで、それでも俺の腕をなめる猫を不憫に思ったので、俺は手を放した。
誰に似たのか。馬鹿な育て方をしたもんだ。
2010年9月9日木曜日
もっと。
風が涼しいですね。最高気温は30度らしいですよ。30度と言えば充分に暑い温度なのに、35度が標準の生活を送っていると、もの凄く涼しく感じます。
環境というものに人は慣れるのですね。
岡崎京子の漫画で「幸福を恐れる者は幸福にはなれない」みたいな台詞があって、彼女の漫画ならば誰かの言葉の引用かな、と思いつつ、それは真実かも。
などと思ったり。
人生で唯一「幸福感」のあった頃、「ああ、これはもうこういう感覚は最後だな。」と思った。
言霊だな。次に「幸福感」を得たら、「もっと。」と思おう。
もっと、もっと。感覚が麻痺するくらい。
さーてと。今日は特別することはありません。逆ギレしたい。でもおいらがキレたところすら見たことのある人はいないだろう。感情を抑制するんだな。誰にも分からないように。
っていうか、感情があるのだろうか。愛情は薄いけどね。
環境というものに人は慣れるのですね。
岡崎京子の漫画で「幸福を恐れる者は幸福にはなれない」みたいな台詞があって、彼女の漫画ならば誰かの言葉の引用かな、と思いつつ、それは真実かも。
などと思ったり。
人生で唯一「幸福感」のあった頃、「ああ、これはもうこういう感覚は最後だな。」と思った。
言霊だな。次に「幸福感」を得たら、「もっと。」と思おう。
もっと、もっと。感覚が麻痺するくらい。
さーてと。今日は特別することはありません。逆ギレしたい。でもおいらがキレたところすら見たことのある人はいないだろう。感情を抑制するんだな。誰にも分からないように。
っていうか、感情があるのだろうか。愛情は薄いけどね。
登録:
投稿 (Atom)