2012年8月26日日曜日

ナントカの国でキラキラ。


今日「ややさんの作ったフロウズン・モヒートを飲みたい。」といって歳下の独身女性が家に来たのだが、まったく驚愕のトキメキの無さ具合。 ねえちゃん酔って床で寝てましたわ。その間夕食を仕込んでいたわたくし。



先日、会社の送別会があってね。40人の会社なのに3人女性社員の送別会。変なの。

んでだがだ。
その中のお一方、どうにもなんでこの世に存在しているのか僕には分からないタイプの方がいてさ。失礼ながら。こんなおっさんにそんなこた言われたく無いヤイ。くらい言って頂いて構わないのですが、どうにもダメなのよ。
存在理由が分からない。というのは酷い言い方なんだが、コミュニケイション能力が著しく劣る人なのさ。

夏に海外に南の島に行った、というので

「泳いだりしたんですか?」
「はい。。 。」
「。。。。。。。。」

以前同業の他社にいたというので業界情報を得ようと、

「どんな仕事してたんですか?」
「んー○○です。」
「○○ってどんなことやってたんですか?」
「○○です。」

これが例えば僕だけに対してならば「ああ僕のこと嫌いなのね。」で済むのだが、
「いやぁ飼い猫の名前聞いたけど教えてくんなかったっすよ。」
とか
「客前でもそんな感じでやられるんですよ、本当にヤメてくれって感じ。」
と営業の人が怒っていたりとか。

僕、こういうの許せない質なのね。この世の多くの凡人は凡人なりに暮らさなくてはなりません。凡人がこういう対応では、ダメなんです。と声を大にして言いたい。

さて。まぁ人の悪口を言うのが本題では無い。散々言っといて。

送別会で居酒屋で飲んでんだけどさ。ベタな話題とかある訳ですよ。居酒屋トークですよ。
「○○さんはどんな人がタイプなの?」
ベタな話だよな。まぁどうせ辞める人だし聞いてもいいでしょうよ。

するとだな。その僕が存在理由が分からないタイプの女性の方、

「わたし、キラキラして無い人が好きなんですよ。」

。。。 一瞬理解出来なかったんだが。
「キラキラしてる人」が好きなんじゃなくって?
「キラキラして無い人」が好きなの。 ふーん。

人の好みっていろいろだけどさ。

僕みたいなネクラで凡庸な才能にしか恵まれなかった男はだな。女の子にモテたい一心で一生懸命「キラキラ」しようと頑張って、頑張って、挫折して、世を拗ねる。

こういうの、僕が特別じゃ無いと思うんだけどな。どうなんすかね?

なんだかこの僕の「キラキラ」願望のすべてを否定されたような、なんだか新しい価値を見出した気がしました。「キラキラ」してなくても受入れてもらえるのね。

といっても。「キラキラ」しないでさっきのような人に好かれても困るけどね。
誰か「キラキラ」してない食虫植物のようにジメっと暮らしている美味しい「フロウズン・モヒート」作る男が好きな美人女性の方、いませんでしょうかね?

 

2012年8月18日土曜日

ちーばでびーち。

八月に祝日を。とか思う。いわゆる「盆休み」の無い業界を渡っているので、八月に休むと言うことがない。若いうちは
「盆なんてどこも混んでるだけだし。」
と思えたのだが、流石に歳をとると八月がキツい。体力の問題。

とか言っていたんだが、16日、休みました。ビーチボーイズの来日公演のチケットとったら、16時30分開演、とあったので。なんだよ。
(前座が2組出て、結局御大は18時30分くらいだったけどね。洗濯物干して来ればよかった。)

ビーチボーイズ。今回はかなり特別な公演なんだよ。詳しく無い人に簡単に言えば、長年3つに分裂していたグループが久々に1つに集結ってことなんだが。

 ・マイク・ラヴ率いるビーチボーイズ
 ・ブライアン・ウィルソンのソロ
 ・アル・ジャーディンのグループ

という状態。ブライアン云々言い出すときりが無いんだが、これが1つになったってのはちょっとした事件なんだよ。

コンサート自体はね、良いよ。ビーチボーイズ5人に9人のサポート・メンバー入れて、計14人だもんな。まったく歌わないのは数人で、多分最大10声くらいはハモってたと思う。悪い訳が無い。
この辺がビーチボーイズ、昔からでさ。早々にステージを諦めてスタジオに籠ったビートルズと違い、サポート・メンバー入れて、グッド・ヴァイブレイションズみたいな難解な曲もステージで演ってたんだよな。大したもんだ。

日本じゃ圧倒的にブライアンの人気が高いのね、歓声の量が違う。でも個人的にはマイクあってのビーチボーイズだと思うけど。
ブライアンのソロは行ったことがあるのだが、今回も相変らずの廃人っぷりで、キーボードの椅子にどかっと座ったまま、なに考えてるのか分からんかった。数曲リード・ヴォーカルとっても覚束ないしね。
結局、ブライアンは「そこに居ることが大事」な人なんだ。まぁ昔からその「危うさ」が魅力なんだろうな。


しかし千葉マリンスタジアムは遠い。東京から幕張までが遠い。駅からスタジアムまでが遠い。夏空の下、延々と歩く。罰ゲームか。
なんだか夏の宿題みたいなシュールな建物が地面に突き刺さって、逆立ちしていた。
「トキオ!」と前座のアメリカのメンバーが叫ぶと、後ろの席でボソッと「千葉だよ。」と答えていた。そりゃ皆心の中で思うことなんだよ。「ここが東京なわけ無い。」


今週はテレビで The Who の生演奏観て、Beach Boys を生で観られて素敵な週でした。

2012年8月11日土曜日

雑記。


日本は総メダル数に占める金メダルの比率が低い。(はず。誰か計算して。)
「1位じゃ無くちゃダメなんですか?2位じゃダメなんですか?」
これもマスコミの意地悪な情報操作によって言葉だけが先走っているのだろうが、1位と2位の差は大きいな。

「100点と99点の違いは大きい。99点は99点だが、100点はもしかしたら120点、1000点かも知れない。計りが100までしかないだけなんだよ。」
2位の上には1位の壁があるが、1位の上には無限の可能性が広がっている。

一応みーはーなので毎回オリンピックくらいはみるんだが、今回は完全に出遅れた。
吉田沙保里くらいはみようと思って、みた。
何故か彼女は好きなんだよな。何故だろう?


若い女の子に「はやく結婚しな。」とことあるごとに言う。
「結婚ってのは勢いでしなきゃダメだよ。年齢重ねると、色んなことが見えてきて、結婚なんて出来なくなるから。」

という訳で、恋愛感情は無いが損得勘定は得意。という素敵な中年男です。もうどうでもいいや。
可愛くて酒が飲めて社会常識があって猫が大丈夫なカッコいい女の子、嫁に来ませんか?


会社の人数が減ってさ。「仕事が楽」なのが魅力な職場だったのだが、最近結構面倒くさい。なんで「会社辞める」のか。ということを考えたりもする。
ってか「近々辞める」前提で働いてるおいらが言えることでもないが。


あすは渋谷散歩しよう。渋谷から代々木公園に抜ける道を歩こうと思う。


いつものビア・バーに帽子を被らずに行ったら、「一瞬誰か分からなかったっすよ。」その他数名誰だか分からないという反応が。
そういや今の会社に初めて整髪料をつけずに(固めずに)行ったら結構「誰か分からなかったっす。」という反応を頂いたな。
髪を切れば誰か分からず。帽子を脱げば誰か分からず。整髪料をつけなければ誰か分からず。
どんだけ印象が無いんでしょうか。


なんだかセックスしたいな。セックスしているうちに恋愛感情が芽生えるかもよ。
どうなんだろう。


さて。今日も大変。夏バテだ。じゃ。
 

2012年8月5日日曜日

日記。しねま?


ヘルタースケルター観てきた。細部はもちろん違うけれど、結構原作に忠実だった。キャスト発表があった時、「マネージャー役=寺島しのぶ」だけ違和感があったが、見終わってみるとまぁあれもありかな、と。

以前「ヘルタースケルター実写化するなら主演はだれ?」みたいな会話をした記憶があったのだが、沢尻エリカとは思いつかなかった。これはキャスティングの勝利だね。
偶然、沢尻主演作を2本続けて観ていることになる。ファンでもないのに。あの顔嫌いだし。でも役の幅は広くは無いけれど、巧いとは思うよ。

冒頭の濡れ場は、チンコが起つので殿方は注意。28インチのデニムのコルセットで観てたので結構厳しかった。

吉川こずえ役の水原希子って「ノルウェイの森」ではミドリ役だったな。ビートルズ・タイトルの映画、続けて重要な役だな。ふふん。

戸川純の曲が流れて懐かしかった。ビートルズは流れなかった。


飽きるほどのモヒート。


夜、テレ東で「男はつらいよ」放送だった。大原麗子の追悼だった。
大原麗子マドンナ回は観てるはずと思っていたのだが、想像したのとは違った。夏八木さんが兜町のエリート・サラリーマンだけど、牛久沼に家買って住んでるって役。
大原麗子がその奥方。

撮影80年代なんだが、話としては今で言うところの「鬱」で失踪するエリート・サラリーマンの話でさ。
この時代は「鬱」にあまり理解の無い時代だったんだろうな、などと余計な心配をする。
最後に、失踪した夏八木さんがまぁ比較的短期で戻ってきて、あまり厳しい処分は下されなかったって話だけど。なんだか観ていてやな話だった。そのテーマがね。

全然関係無いが、カンニングの竹山氏が「許されるなら『男はつらいよ』の二代目寅次郎を演じたい」と言ったそうだが、僕は興味ある。
渥美版と違うのは百も承知だ。

とすると桜は誰だ?おばちゃんは?タコ社長は?
なんだかキャスティングが重要。

大原麗子、なんだか、惜しいな。もっと奇麗になれた人だと思う。失礼な言い方だけど。


という訳で、劇場とテレビで2本映画観ちまった日だ。

グッバイ。
 

2012年8月3日金曜日

肯定。

会社で可愛がってた営業の女の子が辞めるそうだ。一回り以上歳も離れているので「可愛がっていた」と表現したのだが、実際のところはよくよくこちらが甘えていたのかも知れない。
自分が一般的にどういう印象を人に与えているのかは分からないのだが、どこか緊張感を保ちながらも、人知れず一点に浴びせるように依存心をぶつけて暮らしているような気がする。

依存心というものがなんなのだろう?と考えると、ついこないだ自身の口から零れ出た言葉が思い出される。

「俺もたまには肯定されたいと思うこともあるんだよ。」

あまり肯定されずに生きてきたなあ、などと思い返す。
いや肯定されているのか否定されているのか、実際のところは知らない。自分が「肯定されている」と感じることが無く生きてきたなあ、という表現の方がベターかも知れない。

肯定されない。いや、きっと僕を「巧く肯定してくれる人」が少ないんだろうな。
なんて面倒くさい。

ついでに言うと、僕を下手に肯定する人が大嫌いなんだよな。

という訳で、独りで酒飲んで寝る。グッバイ。