2011年7月11日月曜日

しちがつ #1

暑い。たぶん梅雨明けは例年より早いんじゃ無いかね?
先日、椎名町の飲屋で「去年狂ったように暑かったじゃない」と言ったら、その場に居たすべての人が去年のあの狂った夏を忘れていた。四季というのは、一周すればなにも無かったことにしてくれるらしい。日本人が恨みを持たんのは、四季のせいか。
はい、適当に言ってます。

恋してますか? 薮から棒に。薮からスティックに。いや、単純に、人間ってなにを励みに暮らしてんのかって思ってね。
コドモは母親に庇護されるべく、母親に媚び売って暮らすのね。まぁ母親の注ぐ愛情の量に寄ってコドモの性格は左右されるんじゃね? まあいい。
母親から独立するとだな。代わりに誰かに自己存在を認めてもらわにゃならなくなるんだな。社会に出ますわな。そしたら社会の中で自分の有用性を認めてもらわにゃならんのだ。

すると比較的、性欲と結びついた恋愛対象というのは、ハマりさえ良ければ巧いこと自分の有用性を認めてくれる存在になり得るのではないかね。
「社会的にダメな男でも、恋人はいたりする訳だ。」
なんだか社会的に成功したタイプに独身で過ごす人が散見されるのは(全員じゃ無いさ、そりゃ)、彼ら自分を認めてくれる大勢がいるから、今さら恋人なんて必要としない(人もいる)ってことじゃないかね。

んとなりゃさ。ごく市井に暮らす凡人たる僕らはだね。自分を必要としたり甘やかしたりしてくれる存在が欲しいんじゃないですか?

甘やかして欲しくなることも、あるじゃない。疲れた時はね。
疲れてんですか? いいえ。もっと根本的なとこがヤラレテルくさい。