2010年5月29日土曜日

結婚したい。

へ? タイトル? そんなこと思う訳無いじゃん。


ただだね。昔、多分20年も前の日本では、男も女も成人したら「結婚」しないと一人前として扱ってもらえない、という時代ではあったんだな。
近年は価値観の多様化とライフスタイルの多様化が進んで、いい歳して独身でもそんなに風当たりが強いことは無くなって来ているのでしょうが。

とはいえ、まだ成人してある程度時を経た男女は圧倒的に結婚を経験する人間の方が多い訳だ。多数決では、多数なんだよ。寄らば大樹の陰なのだ。


なんだかさ。いろんな要素において多数派になりたいな、とふと思ったのだよ。
疲れてんだな。

アラフォウの日本男児の各要素多数派ってのはどんなタイプなのだろう。

結婚していて、二児の父。仕事と生活にちょっと疲れていて、でも日曜日は子供を連れて公園で遊ぶ。家族でドライヴ。最近ようやく禁煙に成功しました。
髪は裾を刈り上げて、身体にはほんのりと脂肪が乗り、お腹まわりを気にしている。そろそろジーンズを履くのは辛いかな。

内面は、どうなんだろう? 会社のこととか考えてんのかな。進行中のプロジェクトとかさ。子供の進学? 小遣いが少ないこと?
何考えて生きてんだ? いったい。


どうするとスタンダードになるのだろうよ。
というのは、自分がスタンダードで無いことが前提の発言だな。生意気な。

どうでもいいけどさ。「こう暮らしていれば正解だよ」というもんが欲しいな、とふと思ったりしたのだ。


しかしな。みなさん結婚って、「人」と結婚してんのかね。「結婚制度」と結婚してんのかね。もしくは「家」と結婚?

ちょっと「結婚したいと思える人」がいるって状態に憧れたりもするな。
もう何年もそんな人に巡り会っていないが。
 

2010年5月16日日曜日

黒猫。

なぜか土日は天気が良く、曜日に関係無く暮らすおいらに損な気分を味あわせる。
暖かい陽射し、池袋の裏道を歩くと黒猫がその乱れた毛並みのまま眼前を横切り、昼間のだらしなく開いたソープランドの扉に入っていった。

客だよ。んな訳無いか。

ソープランドには行ったことが無いのだが、常に風呂を焚いている個室というのは湿気が多く、その作りは常に陽の射さないものでは無いだろうか。
高級「露天」ソープランドなんてものがあったら開放的でいいかも知れないな。空には満天の星。

おいらは行かないが。

経済活動というのは、モノ/サービスにカスタマーが見合うと思う対価を支払うことで成り立つ訳で。
例えばオタクさんが限定発売のアニメフィギアに10万円支払ったとして、そのちっぽけな合成樹脂の欠片になんで10万円支払うんだろう?と「物質」という観点からみれば摩訶不思議なものではあるが、それに価値を見出すことが出来るのならば10万円支払う人もいるのだろうな。
高級ソープランドで10万円、と言われても、対価に比して感情の交差の少ないセックスにその金額を支払う、ということはおいらの価値観では見合わないと思う訳だ。

なんでソープランドの話になってるんだ? ああ、黒猫が昼間の店の扉をくぐって行ったのがなんだかほのぼのとしていて面白いと思った、そこからだ。

他人が「なんであんな人と?」と思うような人であっても、その人の価値観に見合っている人となら交際したり結婚したりするのでしょうよ。
何億人いるのか知りませんが、人類の多く(ほとんどがオトコとオンナの関係において)が番いとなっている現状からすると、その価値観ってのは上手くマッチングする組合せってモノが地上に存在するんでしょうな。

組合せを見つけるのは、努力かね? 運かね?

ソープの次は恋愛論ですか。まぁ人間は色恋とセックスの話が大好きですからな。村上春樹氏の「ノルウェーの森」が流行ったのは、その理由のひとつには、あっけらかんと性描写が織り込まれているのが理由では無いか、と思うのですがどうなんでしょうね。おいら本を読まないのでヒットと性描写の相関関係について考察出来ませんが。

ノルウェーの森。ビートルズの曲名ですが、どうもやっぱり「ノルウェーの森」というのが「誤訳」である可能性が高いのでは、と思うようになって来た。
正しくは「ノルウェイ製の家具」ではないかと。英語に疎いので分からないんだけどさ。
まぁでも、男が女の家に上がり込んで「いいじゃない、ノルウェイの森」と呟く、その画自体は誤訳であってもクールだな。

レノンが、「このまま真っ当な英国市民として生涯を終える」ことに恐怖を感じて、家庭を顧みず数々の女性と関係を持ったことを描写した歌なのだけれど、
「このまま真っ当な市民として生涯を終える」ことに恐怖を感じたのは妙に共感するのだな。

じゃあどうしたいの?

うーん、別にしたいことなんて無いんだよねー。何かしたいってのは、訓練で身に付くのかな。小さい頃から別になにかしたいことって無いんだよね。

何もしたくない割には、こうやって無駄に言葉を並べて衆人の目に晒してるな。
その衝動が自分のどこから湧くのか。それを知りたい。
 

2010年5月10日月曜日

睡眠/犬/肉/臭い。

朝、目覚めた後、また眠りに落ちた。なんだか身体が重力に抗えなくなって、ベッドに吸い込まれそうだった。

睡眠というのは、あたまとからだを休めるのであろうが、たまにそのバランスが悪い時があるな。
意識はある程度あるのにも関わらず、身体の力がまったく抜けてしまい、筋肉が弛緩していることが感じられる。頭で、動こうと思うと身体がとても重たいことに気付く。頭が、客体視した自分の身体を持ち上げようとするのだが、その時普段意識することなく動いていた身体が、「重さを持った物体」であることに気付くのである。
そして、面倒臭くなって、もういいや、目を閉じて、眠る。

なんとなく、死ぬ時もそんな感じかも知れないな。面倒臭くなって、もういいや、目を閉じて、死ぬ。

金曜土曜と、とある暗がりの密室でひとり4時間程過ごしたのであるが、二日目、土曜日はなんとなくうちに転がっていた漫画を一冊持っていった。
別に漫画がなくても、暗闇で4時間程度過ごすことは出来るのだがね。

I WANNA BE YOUR DOG という短編集が家にあった。

多分気が滅入る内容だと思われるので、大して目を通していないのだ。覚えて無いから新鮮な気持ちで読めるだろう。
タイトルは、ストゥージーズの曲だよな。好きかい?イギー・ポップ。おいらにはよく分からないよ。
表題作以外の短編を暗がりで読んでいた。やっぱり、気が滅入る話が多く、暴力に依ってエクスタシーを得る夫とそれを理解する元モデルの妻が、第三者(犠牲者)を殺害してその興奮からセックスをする話が載っていた。
二人は子宝に恵まれ、幸せに老後を過ごしたそうだ。

「俺は、喰われて死にたい。」ってのは岩井俊二の映画の台詞だったかな。

スーパーの食肉売り場のパック入りの肉だってさ。別に同じように加工すれば人間の肉だって見た目は変わらないでしょうに。

要するに、多くの生命は「喰って」「喰われて」暮らしているということだ。
肉食の猛獣だって、野垂れ死んだ後はシデムシやハエに喰われる訳だ。
その点、日本では死後すぐ火葬されるので、ああ、そうか。

日本人は、食い逃げだな。

鳥葬ってのはその点、「喰って」「喰われる」ので理にかなってるかも。
なにが「理」なのか分からんが。


何だか分からんが、今日スーパーで買った5割引の手羽先が、やっぱり結構臭ってたのが気になったのだ。全部喰ったが。
なんか、肉棄てるって、嫌な気分でしょ。
 

2010年5月9日日曜日

館と猫。

只今50連休中です、ヤヤ@色男.com 。
誰か仕事くれ。



【以降若干エグイかも知れないのでよい子はもう寝てください。】

わたしが色男にも関わらず想像を絶する長期に渡り女性とは縁が無いのは周知のことですが、それによってあらぬ噂をたてられることも多く。

つまりは○モさんかと。

こんだけ女性と縁が無いので今さら何言われてもいいんだけどさ。
事実だけ言っておくと、おいらは男のアブラの臭いとザラついた肌が大嫌いだ。変にガサツだったり、タバコの臭いが染み付いてたりするともうアウトだね。セク○スの相手としてはね。

という訳でホ○さんの可能性は皆無だとだけ言っておこう。保母さんね。

さてあまりにも暇で「猫ひろし」について調べていたら、「猫ひろし」って芸名は、知ってた?
「舘ひろし」、つまりは「タチのひろし」に対しての「ネコのひろし」で付けられてんだってさ。タチとネコ。

これは知らんかったよ。テレビで流していいのか? こんな名前。
玉袋筋太郎はNHK出演時は名前変えさせられてるらしいけど、猫ひろしはそのままNHK出てんのかね? どうなんだ?
(もしこれで話・言葉の意味が分からない方は個別にメッセージくださいまし。)


さて、わたし今晩小遣い握りしめて焼き鳥屋に行って、週刊漫画誌読みながらサワーを飲んでたんだが。無職のくせにな。烏賊の沖漬けツマミに。

漫画で、腐女子が(変換利かねえんだな)クラスメイトの男の子をみんなタチとネコに分類するって妄想を繰り広げる、って話があったんだよ。

タチとネコか。

身近な男性諸氏をこの二分類で分けてみてください。暇つぶしに。
きっと気分、悪くなりますよ。
おいらは世間的にどっちだと思われんのかね?


どうでもいいんですが、似たような遊びでわたし男性諸氏を「長髪」「ベルボトム」にしてみる、という妄想をたまにしてみます。わたしのトレイドマークの2点ですな。大概の男は似合わんよ。
しかし。悔しいかな、元からカッコいい男は別に「長髪」「ベルボトム」にしてもきっとカッコいいんだよね。
わたしが長年かけて「長髪」「ベルボトム」をキャラ化してきたにも関わらず。

キーッ!