2015年1月25日日曜日

土曜の夜は更けていく。

ゆっくりと土曜の夜は更けていく。初めて会った人の昔話を聞きながら、人は語りたがるものだ、人は聞いて欲しいのだ、などとぼけっと考える。
老人は寂しがりやだ。今まで聞いてもらえなかった自分を、残り少ない時間内で話そうとするのだろう。

深夜帰宅のタクシーに乗る。運転手が外国で囚われの邦人が殺害されたようだ、と語る。

「ラジオつけましょうか?」

いや、結構。明日朝になればそれに関する情報の洪水に飲み込まれることになるだろう。それまでは少し放っておいて欲しい。

哲学という言葉を最近頻繁に使う。他人に哲学を求めて詰め寄っているのだ。しかし言葉はブーメランのように自分に返ってくる。

「お前の哲学はなんなのだい?」

いえ、答えはないのですよ。でもね、それを求め続けなくなったら、それは老いるということだ。そう思っている。
肉体は確実に衰えている。自分はいつ老人になるのだろうか。老人になることは、良いことか悪いことか。良い老人と悪い老人。ケッケ、そんなものあるのかね。

良い子悪い子普通の子。ハイスクール・ララバイ。

人は自分が良い人であろうと思うものだ。とか考えながら、そうでも無いのかな。とも思う。どうなんだろう。あなたはなにもの?
 

2015年1月5日月曜日

ダラダラと。

昨年末に人生二度目の辞表(正確には退職願っていうのね)を提出して、人生三度目のプーになります。計算が合わんか?いろいろあるんだよ。
今いる会社は完全に「つなぎ」で考えていたのだが、丁度4年在籍してしまった。
つまりは次の仕事の準備に4年費やしたってとこね。まぁそれくらいかかるだろう。

前の会社も今の会社もあまり「引き止め」られなかったんだな。どちらも、特に今回の会社ではかなり重要なポジションにいるにもかかわらず、
「いやぁ君のことだから99.9%引き止めても無駄だと思うからね。」
とは社長の弁。褒められてんのか貶されているのか。

「組織でやる人と個人でやる人ってあると思うんだよ。で、あなたは個人でやるタイプだと思うんだ。」

ふーん。これについては正直よく分からないんだよな。「そう思われる空気」を出していることはあると思うんだが、それがフェイクなのか本物なのか自分でも分かりません。中にはたまに、

「へー。組織の中の人かと思った。」

という人もいてだね。実際2つ目の会社での育成手腕は評価されていいだろう。
ただそれがこちらにとってはストレスだったことは確かだがな。

根本的に人間が嫌い。そういうこと。


んで新しい仕事の準備をせにゃならんのだが、これがなかなかちんたらでさ。
2週に1回くらいデザイナーさんと打ち合わせに行き。プロの人にお任せ。
いろいろな考えがあるでしょうが、僕はDIYってのが嫌い。
僕はプロフェッショナルと呼ばれる人を尊敬していて、素人がそこを侵してはいけないと思っている。それぞれの世界のプロフェッショナルの協力を仰いで、自分は自分のポジションを行うのがいいのでは、と思う。
これは個人の考えであって、DIYで凄いことする人もいるんでしょうけどね。

んで、自分のポジションのところの整理が出来ないんだよ。
なかなか自分の仕事は進めないタイプ。
ダラダラ。間に合うのかい君。ともう一人の自分がダラダラと酔っ払って問いかけております。
頼むよ、君。