2011年12月3日土曜日

仮面。


「兎に角カッコいいんです。朝起きた瞬間からカッコいいんです!」
某芸人と公然の仲の女子アナの弁。オノロケもいいとこだよな。

朝起きる。鏡を見る。カンニング竹山みたいなおっさんが無気力で映っている。髭そってる日は山崎邦正みたいな日もあるね。んで、鏡見ながらグニュグニュやって顔を作る訳だ。おいら、朝起きてから家を出るまでに2時間を要する。


大手企業の営業マンに同行して仕事行くことがよくあった。法人営業ね。
客前だと、満面の笑みで、へこへこしてるんだ。みんな。
でも、客がいなくなると「ヘッ」って感じの顔になって、客の悪口言ったりね。みんなそんなもんだよね。場面にあわせて、顔って作る。


ウッチャンナンチャンの内村氏って、プライベイトだとオーラ0なんだってね。冴えなくて、街に紛れると気付かれないそうだ。
彼についての分析のようなものを読んでいて、あ、これだ、と思える言葉を見つけた。
「憑依型芸人」
つまりはコントなどで役に入り込むと役がのりうつる。「なんとか」って名前と役割をもらうと、それになっちゃうのね。
あんまり言葉を知らないけど、その逆が「性格俳優」みたいな言葉なのかね? どんな役をやっても、俳優本人の顔の方が出ちゃうタイプ。キムタクは、性格俳優か?てへ。
(性格俳優って言葉は、2通りの解釈があるようだね。)


「憑依型芸人」。
おいらってそういうタイプの人間なんだろうな、とその言葉を知った時に思ったんだな。よくおいらの「一面」のみを知っている人が別の場面のおいらに出会うとびっくりされるんだ。
ヴィジュアル、もそうかも知れないが、仕事してる時とそれ以外もキャラ違うよな。飲み屋で知り合ったうだうだした関係の人と、ちょっとビジネスの話になったら「言ってることが見た目と違うじゃん」みたいなことを言われたことがある。

鮫男はギターをホイッと渡されてボロンと鳴らしてもカッコいいんだけど、ややさんは鼻歌歌っててもなんもカッコよく無いんだってさ。ステージに昇るとかわるんだってさ。

「役」をもらえれば、巧く演じます。
「役」が無いと、ただのグニュグニュなんですわ。

ペルソナってやつですかね。
グニュグニュと、役作りしている時がマッタク違います。グニュグニュのまま受入れてくれる人がいて欲しいもんだがね。


てな訳で、次回は帰属について。書くかどうかは分からない。
 

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