2011年8月17日水曜日

老衰と毛と知らないこと。


子供が老衰で亡くなって。

いや今一この感覚が分からなかったのだが、とある猫の話。
親猫と、その子供猫の二匹を飼っていたのだそうだ。そうしたら、親はまだ元気なのだけれど、子供が年老いて亡くなったそう。

猫の寿命は13年くらい。そして生後1年くらいで子供が作れる。
だから親が1歳くらいで出来た子供とは、歳をとると年齢差が1歳しかないから肉体的衰えの差なんてほとんど同じなんだってさ。
個体差で、年齢若い方が先にくたばるってことが起るらしい。
子供が老衰で亡くなって。

人間では、仮に寿命を80年、子作りを20歳としようか。親と子の間には20年があるから、親がくたばる80歳に子は60歳。
まだまだ子は元気だね。

そう考えると、猫って不思議。



人間の体に、なぜ毛が生えてないか。
これは調理の時に手間を省くために品種改良されたんだとさ。
たまに、身長18mぐらいの知的生命体が人間を捕食することを想像する。
人間狩りをしては畜養して、適当な頃合いで調理して喰うの。

それとか、巨大な生物が高層ビルにしがみついて、長い粘性の舌を窓ガラス破って突っ込んで、人間をからめとって喰うの。
高層ビルが蟻塚に見えて仕方無いんだよな。アリクイのバケモンみたいな生物に喰われる人間。

それでいいような気がする。



人間ってお互いのことなんにも知らないよねー。
僕のことを知っている人ってどれくらいいるんだろう?なんて思ったりする。

これから知り合う方とは今以降の僕しか知らないんだろうけれど、今の僕は過去の40年間の蓄積によってできてるんだよねー。

なんてことを考えた。僕は親のことすら知らないよ。
 

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