2012年6月14日木曜日

帰る場所が無い。

朝起きて、ぼけっとパソコンを眺める。

昨晩は飲み過ぎた。会社の飲み会で、目の前に可愛い子が座ったので延々と下ネタを言い続けていた。嫌われたかな。どうも最近、自分が「高田純次のように意味の無いことを喋り続ける」という話術を身に付けつつあるような気がする。
まぁ高田純次と比べたらレベル低いんだろうけどさ、当然。
オッサン化だろうか。まぁいいか。歳はとっていくものだしな。恥も外聞も無くなるよ。
飲み過ぎた。酔っぱらいだ。ダメ人間だな。朝起きて、ぼけっとパソコンを眺める。

狭い部屋の中で、若干鈍く痛む頭をかきむしりながら、ふと

「帰りたい。」

と思った。

「帰りたい。」
どこへ? 自分の部屋の中で、ゆっくり考える。僕はどこへ帰りたいと思っているのだろうね。

実家? いや実家に居ても、ふとそう思うことがありそうな気がするんだよな。確信は無い。20年前に出た実家はリフォームされて僕が居た頃の面影は無いんだけど。
帰る場所が無いんだよ♪とか歌ってみようかしらね。ユダヤ人か。No Direction Home と歌うのはボブ・ディラン。あれは転がる石みたいに落ちぶれた女に「どうだい帰る家が分からないってのは?」って投げかける歌だね。そうか、僕は帰る場所 も分からない、「転がる石」みたいなものなのかもね。

とかね。

帰りたいんだよ。でもそれがなんなのか分からない。場所。郷愁。時代。人。どこ?どこに帰りたいのかねえ。どうしたらいいんだろう。
 

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