2010年3月18日木曜日

痛み。

会社を辞めたら苦労すると思っていた。予めね。

ところが、実は先週の土曜日、ふとした切っ掛けで非常に条件のいい仕事を見つけたのだった。全くもって、いや総てでは無いが、かなりあたしの探している仕事と一致する部分があった。これは非常に幸先がいい。
あたしって、やっぱり強運の持ち主だな。そう思った。

月曜日の最終出社深夜まで会社で仕事をし、心機一転火曜、水曜とその仕事の下調べを続ける。朝起きて午前中にその仕事を調べる。よし、いい話だ。
3月中は会社に在籍なので、3月から新しい仕事を始めるとしたらどうするんだろう?面倒だな。
水曜日の下調べを終え、意を決して電話を入れる。話を聞く。ん?なんだか条件が違う。聞いてた話と違うじゃない。

結局仕事は成立しなかった。


最初から悲観から入ればいいのだが、一旦楽観的な頭になってしまうとちょっとした躓きが痛い。激しく動揺する。慌ててネット上で仕事を探したが、立て続けに3つ成立しなかった。ようやく気持ちが初心に戻ってきた。

これが現状だ。

ちょっと最初の「一旦楽観モード」が余分だったな。
夕方部下から仕事の相談を受ける。まぁあたしが残してきた仕事だから、相談、というよりは自分の後処理なのだが。他人に尻拭かせてんのか。まあいいや。電話で話をする。明確に指示が出来る。
以前の仕事であれば、トラブルが起こっても総て自分の掌の上で起こっている事だったが、今、「掌」も何も無い赤ん坊みたいな気分だよ。
just like a Baby


気分を変えよう。そう思った。耳に穴をあけた。医者で針が貫通する。
鈍い痛みが続く。


痛みというのに、種類があるんだ。それを認識した。痛みというのは、切り裂かれるような気分だとばかり思っていた。いい歳して、今更知ることもある。

鈍い痛みが続き、掌を握りしめる。
 

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