2010年3月11日木曜日

ベルボトム・ブルーズ 。

家では滅多に蛍光灯を点けずに60wと30wのレフランプで暮らしているのだが、珍しく蛍光灯を点けたまま眠り込んでしまって、昼夜の感覚が分からなくなり、ひたすら眠りながら妙に世界から隔絶されたような気分になってしまって、悲しくなった。


変な時刻に目覚めたがダイキリでも作ろうと思って、シェイカーに製氷機の氷と凍てついたバカルディを注ぎ振ったのだが、シェイカーの中で凍り付いてしまって氷が動かなかった。最近買った冷蔵庫効果。
こりゃまた研究が必要だな。妙に苦い味に仕上がった。


大学生になった頃にカノジョを作ったのだが、後から考えると何となく都会の一人暮らしが寂しかったというのがその動機だったかも知れん。
会社辞めたら、またカノジョが出来そうな気がするよ。女の子にやたらとストレイトに迫れそうだ。
どこかに帰属いていたいんだろう。どんな小さなつながりであってもね。


パティ・ボイドの自伝は、ようやくジョージ・ハリスンと離婚しエリック・クラプトンと暮らし始める段にきた。

エリックはどこぞの貴族の娘とヘロイン中毒の暮らしをしつつ、パティの妹とも関係を持ち、パティへの叶わぬ恋の為により深くヘロインの森へと入り込んでいったとのこと。

いや、なんだこれ。

パティの妹ポーラは、ドミノスのレコーディングに立ち会っていて、出来上がった「いとしのレイラ」を聴かされたという。誰もがその内容がなにを意味するか分かるような露骨な歌詞に、彼女は自分が「姉の代用品でしかない」ことに傷つき、エリックの元を離れたという。

エリックといえば、日々自分の親友ジョージの家(にいるパティ)に手紙を書き、夫と別れて自分の元に来ることを懇願し続けたそうだ。

あたま、おかしいぞ。
おいら普通でヨカタよ。

ちなみにベルボトム・ブルーズは、エリックがパティに贈ったアメリカ土産のベルボトムのことらしい。ようやく意味が分かった。横恋慕の象徴だったのねん。


夕方母に電話をしお茶をねだったが、大阪での姪の結婚式帰りで疲れていたようで、機嫌が悪かった。間が悪い。
 

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