2010年3月21日日曜日

アブサン全力疾走自堕落。

バーの女給さんが来週で辞めるとのことで、顔出しに行った。神楽坂のビアバー。

3年か4年いたらしいんだが。彼女が最初に店の様子見に来てた日を覚えているので、うーん、それから流石に「4年」は経ってないと思うのだが。でも3年は経ったのか。
沢尻エリカがメディアの前に立ったのは2年半振りだったんだってね。クローズド・ノートは観に行ったから、それから2年半か。うーん。
年のとり方が分からんよ。


「失業者」だから、電車代はもったいない。チャリンコで早稲田通りを突っ走る。今の家に越す前は、毎朝チャリンコで10分弱の全力疾走だった訳で。学生の頃は金が無いから暇つぶしに盆の銀座を夜中チャリで走るなんてことやってたな。パトカーにつけられた。
久々の疾走に太腿が痛くなりながらも、中々いい気分だった。どっちかと言えば、引っ越した後の6年間の方が間違ってるんだ。チャリンコで全力疾走。
これが忘れていた本当のおいらのライフスタイルだ。


ビアバー。2杯分入る大きなグラスで白ビールを飲みつつラザニアを喰う。
グラスが空く。

女給さんのイメージで、アブサンを一杯。
「じゃ、わたしのスタイルで。」
アブサンと氷の入ったグラスと水の入ったグラスを出される。
ちびちび氷にアブサンを注いで、水を入れて白濁させて舐める。

「自堕落な味がするな。」

そういうと鼻で笑われた。

ビアバーなのに、次にマティーニを頼む。この店でマティーニを頼むのはあたしだけだ。店主もあたしも「お遊び」でやってんだが。偶然「料理用に」ノイリープラットを仕入れたのを見てしまったのだ。ノイリープラットなんて、マティーニにしなきゃ減らないんだよ。
「お遊び」のマティーニは「お遊び」の味がして、それはそれでいいんだ。
遊んでくれる人がいるだけ幸せだ。


自転車で全力疾走。なんだかいい言葉だな。
全力疾走をしなければ墜落するだけだ。忘れていただけで、まだ走れるよ。
 

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