2012年3月23日金曜日

孤独。

知人の20代後半の女の子が同年代の彼氏と別れたと言う。なかなかお似合いのカップルだと思っていたので、
「なんで別れるのさ?」
と尋ねたところ、
「ここだけの話ですけどね、」
「彼の性欲が強過ぎるんですよ。」

ふーん。
「そんなの今のうちだけだよ。歳とりゃ性欲なんて落ちるんだからさ。」
と言ったが、もう戻るこた無いらしい。確かに彼氏、強そうだけど。

随分長いこと自分のことを「絶倫」だと思っていた。滅茶苦茶性欲が強い男だと思っていたよ。衰えるなんて想像出来なかったね。所謂、「80過ぎで子供が出来たおじいちゃん」みたいなタイプだと思っていたのよ。
しかし29の時に「最中に役に立たなくなって」自分がそうでは無いこと、そして歳によって確実に「おとこ」は衰えるものだ、ということを自覚した。

男の性欲というものは、「排泄」と似ている。結局のところ、精子が作られ供給過多になるからとっとと外に出さにゃならん。だから「出す」のだね。子作りを前提としないセックスやマスターベーションと「排泄」というのはかなり近い事象だろう。

しかし供給過多な精子製造能力も歳と共に衰える。そんなに必然として「セックス」しなくてもよくなるのだろうな。
肉体の欲求が低くなれば、性欲というのは「頭で感じる」比率が相対的に高くなってくるのだろうね。セックスに「意味付け」が必要になって来る訳だな。つまりは「強靭な肉体」もしくは「知的な意味付け」どちらかが中高年の男のセックス・アピールになるのだ、ろうか。

以前、ここに(自分にとっての)セックスの意味というのは

「孤独で無いことの確認。」

だと書いたらいろいろと賛否頂きました。まぁ人によっていろいろな解釈があるだろうよ。
まぁ相変らず僕は「孤独で無いことの確認」でいいと思うけどね。


という訳で、結構孤独だな。
 

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