2010年12月3日金曜日

ふわふわ。

イギリスだったと思うのだが、とあるカップルの男の素行が悪い、と。女は男にこりごりだったのだが、ある日男に災難が降り掛かり記憶が無くなってしまったとさ。
その途端彼の素行不良も治まり、女は満足で一緒に暮らしているとのこと。

漫画ハッピー・マニアでも養蜂場に流れて来たタカハシに思いを寄せるタカコは、タカハシが蜂に刺されたショックで記憶が飛んでる間に彼との結婚を謀って結果結婚に漕ぎ着けるのだな。

記憶の飛んで人格の変わった人間に以前と同様の熱量で愛情を注ぐ、ものか。
まぁ自分に配偶者がいて、その記憶が飛んでも結婚生活は維持するのだろうけれどな。
でもそう考えると、「男と女が一緒にいる」というのは何が二人を繋ぎ留めるものなのだろうねぇ。結構、ふわふわと実体の無い「なにか」なんだろうけれど。

先日タレントの原千晶が結婚発表して、彼女、子宮がんで子供が出来ないらしいんだが、そのような「子供の出来ない人生」を彼に背負わせてしまうことに非常に罪悪感を持っているらしい。
そうしたら旦那が言うに、
「子は『かすがい』なんだよ。でもボクらにはそれが無いんだから、その分ふたりはもっと仲良くしなきゃいけないんだ。」
と答えたと言う。
いい男と一緒になったのね。

「いい男におなり。」

まぁいい男の定義も女の人によって違うだろうから、それはふわふわとした実体の無い「なにか」なのだから、掴めはしないのだろうけれど。

まぁあなたにとっての「いい男」になれればいいのだ、と思う訳ですよ。
 

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