2011年10月12日水曜日

明島。

※ オチは無い。ただの日記。


旅に行きました。傷心旅行です。
先日、営業の女の子と客先に行った帰りに溜息をついたら、
「疲れてんですか?」
と聞かれたんで
「いや女の子にフラレタんだよ。」
と言ったら吃驚された。
「えー好きな人とかいるんですか??」

どうも前の職場も今の職場も若い連中はおいらが仕事のことしか考えて無い人だと思っている節がある。まぁ仕事して酒飲んでる印象だけしか無いかもな。
「あの人は仕事の鬼だ。」
と言って辞めてった若い奴がいた。ただの髪の長いあんちゃんに酷い言い様だ。

それはさておき、実際のところ5年毎の出雲詣でだよ。25、30、35、そして今年で40になるので誕生日の朝は出雲大社を参拝と決めているのだ。

流石に4回目ともなると変化が付け難い。今回は須佐神社を加える。日本有数のパワースポットだってさ。するとだな。

・出雲市駅→(バス)→須佐神社
・出雲市駅→(電車)→出雲大社→(バス)→日御碕神社

という行程でいい訳よ。ん?松江が入っていないよ。

前回5年前に松江に行った時に、非常によろしい飲み屋を見つけたので、そこへ寄らんというのは如何なものか。人生飲み屋を基点に考えるやや様は思ったことだよ。

「松江に一泊だ。」

という訳で、飲み屋一件のために一泊追加。

松江 明島

7時ころ、松江のホテルにチェックイン!
周辺の飲み屋地図をもらったが、前回の記憶の場所に「明島」の名が無い。ホテルと関係でもこじれたのかね。まぁいいや。5年前の記憶を元に、店を探す。

川沿いだ。宍道湖に注ぐ。

前回、しこたま飲んで隣の「安来節の師匠さん」に気に入られ、もう一軒誘われたので胃の中の酒を一旦川にリヴァースした記憶がある。
川沿いを歩けば、なんとかなるさ。

。。。 川沿いを歩く。住所は控えて来た。しかし島根の夜道は暗い。その上、軒に住所番地を書いてないのな。川沿い歩いても番地も分からんし記憶 の場所がよく分からん。川沿いを往復する。祭の囃子の練習の太鼓と笛の音が響く。太鼓は水平に置いた大太鼓で、数人で囲んで叩く。皮の張りが緩く、ブ ヨォーンとした轟音が響く。そして、明島は、無い。

松江の南口のあたりを徘徊する。記憶の場所が無い。潰れたか?でも家でネットで検索したら出て来たぞ。潰れたんならネット情報も削除してくんないかな。困ったもんだ。おいらの松江一泊は?来ても意味無いじゃん。ここで、なにしろっての?

途方に暮れる。
しかし、だな。携帯電話ビギナーのやや様は、ようやく携帯電話というものがインターネット検索できるということに気付いたのだよ。
調べてみよう。

松江 明島。

出てくる。地図がある。地図。あれ?川沿いじゃ無いぞ?なんだか記憶と違う場所に店があった。引っ越したのか? 川沿いから少し駅寄りの通りを彷徨う。店の作りは記憶と違うが、明かに同じ名前の看板を見つける。
なんだよ、大将、儲けたのか?記憶の店とは違う、随分と明るく眩しい店になっていた。入口を目指す。店先にメニュー表。その上に、札。

本日は終了しました。

なんだ?まだ8時前だぞ?
しばらく店前で待つ。客を送り出す女将が出て来たので、終わったのか尋ねる。こっちは1人だ。

「ちょっと確認して来ます。。。。。」
「生ものが終わってるんですが、それで良ければ。」

どうやら魚が終わったらしい。なんだ?
店に入ると、5年前にいた板さん親子の顔。しかしカウンターの魚は、確かにほとんど無いね。昨日込み過ぎて魚が切れたらしい。

「魚屋が魚無いんじゃ、商売になりませんわ。」

コップ酒を頼む。両隣、女の子達で、両方とも県外からの客のようだ。女の子相手の隙をくぐって大将に一言。

「越しましたね?」
「いや4年になりますかね。」
「5年前に来たんですよ。」

5年毎に島根に来ていること、前回ふらっと寄ったことを伝える。

「流石に5年前のことは覚えて無いですよ、お客さん。」
「そりゃもちろんね。」

5年前のことを覚えて来た客と言うことで、ほとんど無い魚でいろいろサービスしてもらいはしたが、明島の本気は堪能出来ず。
また東京から5年後に来ることを約束。

コップ酒5杯までは記憶にあるのだが、酔ってなんだか分かりゃしないね。
また松江に来なくてはならなくなりましたよ。
松江に寄った際は、どうぞ、東京から5年毎に来る男からの紹介で。

松江 明島
http://r.tabelog.com/shimane/A3201/A320101/32002424/

0 件のコメント:

コメントを投稿