2010年11月18日木曜日

こどもはもらっちゃってもいい。

なんだかもういろいろ麻痺しちまったよ。

さて。西原理恵子の漫画の中で、鴨ちゃん(元夫:故人)がサイバラさんに
「こどもってさー、もっと簡単にもらっちゃってもいいんだよなー。」
と言っていた。養子の話ね。世界中の孤児を、引き取って育ててもいいんじゃないかって話。
なんか、欧米のセレブが各国の孤児かなんかをぽこぽこ養子にしている話も聞くね。ちょっとケースが違うが、MJ の子供って、実際血縁はあるのか?

養子って、いまいちピンと来ないんだよな。「コインロッカー・ベイビーズ」は養子の兄弟の話だよな、村上龍。その中でくらいでしか知らない。コインロッカー・ベイビーズは、折角養父母が育てるのに、二人とも出てっちゃうんじゃなかったかな?

んでさ。自分と血縁の無い「子供」を、「子供」として愛せるのだろうか?
とか思ってみたのだが。
しかしさ。「親戚」って概念もさ。「伯父の嫁」とか「義弟」とかって、今気付くとおいらと血縁無いよね。でも親戚だよね。
「親戚」って、血縁を中心としてはいるけれど、実際は「家」の縁の集合体なんだな。

そうか。「家」なんだ。おいらずっと「血縁」を大切にしているつもりでいたが、実は血なんかじゃ無くて「家」に執着していたのかも知れないな。
(普段「家」なんてどうでもいいようなこと言ってるくせしてな。)
そうすると「家族」って、血縁が絶対的に必要なものだろうか。少なくとも配偶者とは血縁無いしさ。そうすると別に子供と血縁なんて、無くてもいいのかね。
うちの「娘」のルビィちゃんなんて、血縁どころか人間ですらないからな。猫だから。
「血」を中心に考えるのなら、最も血の関係が近い「妹」なんて、おいらからしたら「宇宙人」みたいな存在。理解の範疇を超え過ぎていて。なんだかそうすると
血って、どの程度意味があるのかね。

ふーん。鴨ちゃんの意見も、今なんとなく賛同する要素を見つけたよ。


まぁおいらが養子をもらうことは無いだろうけれど。先に嫁探せ。

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